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【柴犬】おこげちゃん
岡山市から来てくれた柴犬の おこげちゃん。
1歳という若々しい年齢ながら、既にしっかりとした存在感を持っていて、スタジオに入るときの歩き方にも「これから何か始まるぞ」というワクワクした空気が漂っていました。
チャームポイントは、なんといっても片方だけ垂れたお耳。三角でピンと立つお耳が一般的な柴犬の中で、その“垂れ耳”があることで表情がとても柔らかく見えて、おこげちゃんならではの可愛らしさになっています。ライトが当たったときにそのお耳の先までシャドウとハイライトがきれいに出て、「この子は写真に残したいな」と思わせてくれました。
撮影中、おこげちゃんは好奇心いっぱいで、あちこちをキョロキョロ探検しながらも、飼い主さんの声を聞くときちんとこちらを振り返ってくれて、その“反応”が実に愛らしい。若さと純粋な好奇心が混ざった姿を、レンズ越しにそっと見守っていると、僕まで笑顔になりました。
柴犬は毛並みの質感や光の当たり方で印象が大きく変わる犬種ですが、おこげちゃんの毛質は滑らかで、光の入り方ひとつで陰影が深まるのが印象的でした。片耳が垂れていることで顔のシルエットも少しだけ変化が出て、背景とのコントラストもバッチリ決まりました。
岡山市からお越しいただき、おこげちゃんの“これから10年、20年と共に歩んでいく時間の一歩”を写真に残せたこと、カメラマンとしてとても嬉しく思います。